実践型PDCAを習得したい方へ!『鬼速PDCA』を読んで身に付けよう

どもども!

ゼンマヤン(@zenmayan)です。

PDCAを自信を持って実践できていますか?

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わたしは、自信を持てるとは言えないです。ただ、PDCAの重要度は年々増していきます。それは、仕事でもプライベートでも共に実感しています。しっかり考えて行動し、振り返ることを積み重ねていくことが、大事だなと思うケースが増えているからです。

PDCAは、ボクシングのボディーブローに似ていると思います。それは、後々効いて、成果に差がでるものだと思うからです。

成果をだすためには、PDCAをしっかり実行することが大事だなと考えました。そんな時、この『鬼速PDCA』に出会い、実践型PDCAを学びました。

『鬼速PDCA』からわたし自信が、PDCAを実践する上で、特に大切だと思うポイントをまとめました。

【目次】

C(チェック)をしっかりやること

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『鬼速PDCA』を読んで思ったのですが、C(チェック)は大事。特に思うのは、C(チェック)という作業は、該当する組織や個人の考え方がもろ反映されてしまい片寄ったC(チェック)になってしまう、ケースが発生してしまうのではないかということです。

例えば

先輩の会社では、P(プラン)が出てこなくなってしまうので、C(チェック)はほとんどしないらしい。それは、C(チェック)するとP(プラン)が出てこなくなってしまうからということだ。

打たれ弱いメンバーが多く、組織としてP(プラン)が出てこないことが一番のボトルネックになるので、C(チェック)を、しないらしい。

先輩の会社のやり方だと雰囲気が悪くならないので、一時的には組織の雰囲気もよくなりプラスに働くかもしれません。ただ、中・長期的にみれば、弱い組織になってしまうと思うのです。それは、C(チェック)をしていないからです。C(チェック)をして積み上げたことで成果をだす経験がないため弱い組織になってしまうのです。

C(チェック)は、時間を決めてとにかく実行あるのみ。

シンプルだけどこれが本当に大事だと思います。

最速でゴールに到達するには検証頻度を上げることは基本中の基本である。

※鬼速PDCAより引用

そして肝心なことは「時間があったらやろう」ではなく、アプリのカレンダーの繰り返し設定で「日曜の10〜11時振り返り」とあらかじめスケジュールを押さえることである。たったそれだけで、「とにかく実行。気が向いたら検証」ではなく、「次の検証に向けて実行しなければ」と明らかに意識が変わるはずである。

※鬼速PDCAより引用

PDCAを連動させること

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とにかく!連動を意識してください!!

PDCAときいて、連動を思い浮かべる人は少ないと思います。

ですが、連動が超大事です。連動していないとPDCAが実践できていない!!といっても過言ではないと思うです。

PDCAは、連動していないと効果はゼロ

PDCAは連動していないと効果が発揮できません。それは、PDCAサイクルは、複数の指標に分かれるからです。KGIとKPI、そしてKPIの案を実行できているかを測るKDIの3つの指標になります。

  • KGI…定量化されたゴールの達成率
  • KPI…サブゴール達成率(ゴールと現状のギャップを埋める案のゴール)
  • KDI…サブゴールを達成するための行動計画達成率

※この鬼速PDCAでは、これら3指標を使ってPDCAを管理していきます。

そして、だいたいが最初から上手くPDCAはまわりません。ただ、そこからがスタートです。営業活動でいわれる断られてからがスタートというのと同じように、上手まわらないところをどうまわせるかが重要になります。

この3つの指標を確認し、この3つが連動しているかを徹底的に確認するのです。

ただこのチェックもハードルが2段階あると思っております。

KPIとKDIのチェックと連動

KPIとKDIは、比較的連動しやすいです。

日々の業務を洗い出して、なぜ?を繰り返し期日をひいて行動できれば、やりきれると思います。また、案に行き詰まったらラテラルシンキングで、新しい発想をしていくけば、いいと思います。

以下になります↓

  • 連動の前にまずは、それぞれの指標単独でのチェックをする。

 KPI未達の4大原因

  1. 行動が伴っていなかった(KDIが未達)
  2. 行動は合っていたが不十分だった(DOの不足)
  3. 想定していなかった課題があった(課題が未発見)
  4. 仮説で立てた因果関係が間違っていた(KPIとKDIの連動性が取れていない)
  • KDIとKPIの連動を確認する。
  • 仮説で立てた因果関係が間違っていた

これまでの視点で課題が見つからないとしたら、そもそも「KDIとKPIが連動していないのではないか?」と疑う必要がある。

KPIとは定量化された目標と現状のギャップに対する課題であり、KDIとは定着化さえたDOだ。よって誤りが潜んでいるのは、

  1. KPIと解決案の関係(間違った解決案)
  2. 解決案とDOの関係(間違ったDO)
  3. DOとKDIの関係(間違ったKDI)

KGIのチェックと連動

1番難しいのは、KPIとKGIの連動です。

この2つは、経営課題に近いので、難易度が高いのだと、思います。

当然ですよね。じゃー、実務ベースでどういうケースに陥いるかというと、『やるこたやってんのに成果がでない!やってらんねーなー』『誰が悪いの!』っていう犯人探しが始まります。

逆も、しかりで、『ほんとにやってるのか?』

『このKPI自体どうなんだ?しっかりしたKPIだったのか?』とリーダーが言って逆ギレパターンもあったりします。

ほんと、ストーリーを作って共有して、ストーリーが上手く行かなかったら早くしっかり軌道修正するしかないのです。しっかり共有しっかり修正が組織の強さに直結するのではないでしようか!感情論に振り回されないかが大事です。ただ、メンバーのモチベーションを無視してはいけないですが!

KDIもKPIも順調に行っているのにKGIがピクリとも反応を見せないのであれば、考えられる要因は2つある。

  1. KGIと課題の連動が取れていない
  2. 課題とKPIの連動が取れていない

のいずれかである。

前者は「頑張っているのに商品が売れないんです」と嘆く中小企業経営者や、「誰よりも訪問件数が多いのにいつも営業成績がビリなんです」と不思議がる営業マンが陥りやすいパターンである。つまり、もっともクリティカルな課題を見落としていることに気づかず、成果につながらない努力ばかりをしているのである。

※鬼速PDCAより引用

まとめ

実践型PDCAを習得するには、C(チェック)をしっかりやること。でないと、積み上げがない。連動を意識すること。KGI・KPI・KDIの3指標がしっかりC(チェック)し、連動を確認すること。連動していない限りPDCAが身についたとはいない。C(チェック)と各指標の連動。これを意識して実践型PDCAを身につけよう。